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製図試験本番

もう、描くしかない』
『描き終わらなければ失格』
『とにかく描き上げる』

これだけ考え、試験に臨んだ。
しかし、いざ課題文を見ると、「通り抜け街路」「荷解室」「宿泊室に全室バルコニー」などなど今までの課題でやったことのない言葉が出てきてとにかく慌てた。

しかも、3階建て。宿泊部門を先にプランしなければならないのに、1階のゾーニングと2階との振り分けに終始し、3階のプランまで行かないうちにどんどん時間は過ぎていく。

結局、3階を考えずに図面を描き始めてしまった。
どんどん進めていくウチに重大な読み落としを発見してしまった。

それは『勾配屋根』という文字。
それに『吹き抜け』も忘れていた。面積計算も直さなくてはならない。

慌てて3階中心に組み直しをする。

とにかく時間がない。汚くなってしまったけれど描き上げることに向かって進む。
チャイムが鳴る。終ったけど、駐車場と入り口の関係がちょっとおかしい。
集めに来るまで直してみた。

とにかく終った。

学校に戻らなければいけないがその日はまっすぐ家に帰った。

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